『北の最果ての二つの島、自然が創り出す絶景の利尻島・礼文島』(2)

利尻島・礼文島

[2日目](礼文島)

空気の澄んだ朝一番に三井観光ホテルを出発し、桃岩展望台までミニハイキング。

桃岩展望台

桃の形をした巨大な奇岩を望む展望台。桃岩付近一帯の野生植物は北海道指定天然記念物にも指定され、開花シーズンには一帯が花畑になります。

桃岩展望台までの歩行距離約2.4kmを添乗員とガイド同行で、花々を見ながら、90分かけてゆっくりとウォーキングします。

 チシマフウロ

エゾカワラナデシコ

エゾゴマナ

キタノコギリソウ

ミヤマアキノキリンソウ

 ヤマハハコ

 レブンソウ

リシリブシ

北海道の稚内方面も見えます。

利尻富士も見えてきました。

頂上からは、桃の形をした巨大な桃岩が眼前に広がり、遠くには猫岩を眺めることができます。

左側上方にあるのが猫岩。

利尻富士の光景も圧巻です。

エゾエンコクサ

ツリガネニンジン

レブンイワレンゲ

レブンキンバイソウ

桃台猫台展望台

礼文島元地地区(西海岸)にある桃台・猫台。3大奇石と呼ばれている、桃岩・猫岩・地蔵岩を見ることができる展望台です。

桃岩

崖下の駐車場から階段を登ったところにある高さ250mほどの桃岩。

桃の形をした巨大な岩は、地下のマグマが地表部を押し上げ冷やされながら球状の巨大な岩体に成長したもので、その後周囲が浸食され今のような形になったといわれています。

猫岩

海に浮かぶ猫岩。

丸まって海面を見ている猫のように見えるためこう呼ばれています。

地蔵岩(メノウ浜、元地海岸)

礼文島の西側、元地海岸に直立する高さ50mほどの奇岩で、二つの切り立った岩が手を合わせているように見えることから由来します。

 

近くにあるメノウ海岸は、その名のとおりメノウの原石が拾えることで知られるほか、夕日の絶景スポットとしても人気があります。

北のカナリアパーク

映画「北のカナリアたち」の記念公園。実際に撮影で使用した校舎の中には、当時の写真や衣装を展示しており見学することができます。

公園内にはカフェもあり雄大な利尻富士を眺めながらゆったりした島時間を過ごすことができます。

金田ノ岬

金田ノ岬は、船泊湾をはさんでスコトン岬の反対側に位置する岬です。

スコトン岬よりわずかに南に位置していて最北端でないからか、岬といっても行き止まりではなく、観光スポットにはなっていません。

昼食は、金田ノ岬の「あとい食堂」(漁協直営店)。

ウニ・いくら・ボタンエビを含む5種海鮮丼の昼食。

食後は、近くの海岸線(道路)でアザラシ撮影。

1990年代後半から、ここはアザラシ見物の名所となっています。

この後、ぐるりと弧を描いた美しい入り江の岬で礼文島で最も人気の観光スポット「澄海岬」、礼文島の一番北にある日本最北限の岬「スコトン岬」などを廻って、利尻島に戻ります(続く)。

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