『北の最果ての二つの島、自然が創り出す絶景の利尻島・礼文島』(4)

利尻島・礼文島

[3日目](利尻島)


朝食後、ホテルを出発し、利尻島を反時計回りにぐるっと周遊します。

神居テラス

カムイとはアイヌ語で神を意味する言葉で、カムイテラスは神の庭という意味です。

右側前方には礼文島が見えています。

海へと突き出したデッキがあり、透き通る青い海や激しく打ち付ける迫力の波をみることができます。

この辺りの利尻島西海岸は、1万年以上も遥か前の利尻山が噴火した結果、発生した溶岩が海に流れ込んだため、奇岩・奇石が多く点在している。

ごつごつした海岸沿いの景観はその名にふさわしい神々しい力強さがあり、デッキからの眺めは迫力満点。

利尻富士(利尻山)が間近に見え、存在感を放っています。

カムイウイスキーの蒸留所。創業者はアメリカ人のケイシー・ウォール氏。

2022年にオープンし、2025年に初出荷を予定しているそうです。

人面岩・寝熊の岩

この辺りは利尻島西海岸で、利尻山の火山活動によって作られた溶岩地形が広がるエリア。

人面岩

人の横顔に見えることから名づけられ、頭部にねじり縄の鉢巻をした「人面岩」。

寝熊の岩

大きな熊が沖に向かって寝転がっているように見える「寝熊の岩」。

北のいつくしま弁天宮

すぐ近くには、同じく溶岩によって作られた巨大な岩「竜神の岩」の上に建つ「北のいつくしま弁天宮」があり、岩場の中の小さな赤いお社が独特な景観を作っています。

仙法志御崎(せんほうしみさき)公園

利尻島の南に位置する仙法志にある公園。

ここの見どころは、火山の噴火によってできた独特な海岸線。

海岸沿いには奇岩や怪石が所々にあり、雄大な日本海を望む事が出来ます。夕日の名所としても話題を集めています。

透明度が高くウニや昆布を観察できます。

公園内の「御崎物産」は地元で三代続く漁師が経営する土産物店で、付近で獲れた昆布を使った商品が一押し。

オタトマリ沼

オタトマリ沼は、利尻島南東に位置する、島最大の沼湖です。

利尻富士を望む絶好のポイントで、なだらかな山の稜線を一望できます。

 

周囲には約15分で沼を一周できる遊歩道が設けられており、利尻富士の眺望を楽しみながら散策を楽しむことができます。

島内で最も自然環境に恵まれた地域で、開放的で明るい雰囲気が漂います。

水面の鮮やかな青と沼を囲むアカマツの原生林、そして遠くに臨む利尻山の眺望はまさにこの地ならではの絶景。

徒歩圏内には白い恋人の丘とも呼ばれる沼浦展望台があり、ここから見た利尻山が、北海道銘菓「白い恋人」のパッケージになったと言われています。

昼食

昼食は、オタトマリ沼からバスで5分程にある「味彩 川一」。

ホッケ焼きの定食かウニ入りーメンのどちらかの選択。自分は、ホッケの方をいただきました。

姫沼

姫沼は、利尻山の北側、標高約130mの場所に位置し、原生林に囲まれ、静かにたたずむ神秘的な沼。

かつてヒメマスを放流したことがあるため姫沼と呼ばれるようになりました。

周囲にはエゾマツ、トドマツなどの原生林の中を歩く約1kmの遊歩道が整備されており、野鳥の声や森の香りを楽しむ事が出来ます。

逆さ富士が美しい沼として知られ、湖面には利尻富士がボンヤリと映っています。

姫沼観光後、利尻空港へ。

利尻空港から14:25発のANA4930便で新千歳空港へ。そして、新千歳空港から17:00発のANA72便で羽田空港に帰着しました。

この3日間の旅は、絶景と美食がたくさん詰まった素晴らしい経験でした。利尻島礼文島への旅、ぜひ皆さんも体験してみてください。

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