今から30年程前で、昭和から平成に変わったばかりの頃、初めての海外旅行でトルコへ行ってきました。
今回は、地下都市、不思議なキノコ岩による奇景等、この世の物とは思えないような不可思議空間⑦カッパドキアです。
[6日目]
朝食後、コンヤを出発してアナトリア半島を東進し、カッパドキアへ。
途中、どこまでもこのような光景が続く。アナトリア一帯の大地を形成する火成岩の岩石が多く、いかにも痩せた大地。
羊の大群か?
カッパドキア近くで、先ずキャラバンサライ(隊商宿)に立ち寄る。
スルタンハヌ・キャラバンサライ
1229年、当時の首都コンヤと主要都市アクサライを結ぶ幹線上に建てられた隊商宿。
中庭には礼拝所があり、周囲を囲む回廊式の建物には、食堂のほかハマム、宿泊施設、ラクダをつなぐ場所等がある。
地元の子供たち。今は、どうしているのだろう。
地下都市カイマルク
カッパドキアにある地下都市で、地下8階まであり、長期間にわたって生活するための施設が整っている。また、この辺りには、他にも多くの地下都市があって、ネットワーク状に繋がっているとも言われている。一般には、アラブ人の迫害から逃れたキリスト教徒が使用したとされているが、太古の昔アナトリア高原で核戦争が起こった際に、ヒッタイト人の一部が核シェルターとして使用したという都市伝説的な説もある。
小部屋。
キッチン?
地下教会。
垂直に突き抜けた換気孔。
階段は、一人かがんでやっと通れる高さ。
ワイン貯蔵庫?
食料庫?
地下都市へと繋がる、何の変哲もない地上の入口。この下に地下都市が有るとは想像できない。
ユルギャップ
昼食時のレストラン。周りの景色に溶け込んでいる。
この「三人姉妹の岩」が撮影スポット。
ギョレメ
周辺に大小様々なキノコ岩が林立し、カッパドキアらしい雰囲気が味わえる。
岩窟教会群。
聖バジル教会(野外博物館内)。まるで宇宙人の棲家のよう。
暗闇の教会(野外博物館内)。
教会内のフレスコ画。
女子修道院(野外博物館内)。6階建1階に食堂と台所があり、2階は礼拝所になっている。
パシャバア
キノコ岩が整然と並んでいる。
このシメジみたいな3本のキノコ岩が有名。
途中、カーペット販売所に立ち寄らされる(笑)。自分は買わなかったが、数万円はするカーペットが飛ぶように(笑)売れていた。
ギョレメ・パノラマ
白い滑らかな岩肌が一面に広がった絶景。
ウチヒサール
ウチヒサールとは、「尖った要塞」という意味。カッパドキア一帯で最も高い位置にある。巨大な一枚岩の要塞。
岩の表面にある複数の穴は鳩の巣とされ、鳩の糞を集めてブドウ畑の肥料として役立てていたようだ。
宿泊ホテル・メレンディス。観光地のせいか、今まで宿泊したホテルの中では一番で、シックな感じの洒落たホテル。
翌日は、 大塩湖ドゥズ湖経由して、首都アンカラへ(続く)。
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