海外旅行回想録1989年〜トルコ編(6:最終回)

アンカラ

今から30年程前で、昭和から平成に変わったばかりの頃、初めての海外旅行でトルコへ行ってきました。f:id:YOSHI88:20200620184615j:plain

今回(最終回)は、現首都の⑧アンカラと、ビザンチンオスマン帝国の都①イスタンブール(ブルーモスク、アヤソフィアトプカプ宮殿、ガラタ橋等)です。

[7日目]

午前、カッパドキアを後にしてアンカラへと向かう。

 途中、広大な塩水湖のドゥズ湖を通過する。f:id:YOSHI88:20200722153124j:plainf:id:YOSHI88:20200722153146j:plain面積は琵琶湖の5倍もある。f:id:YOSHI88:20200722153216j:plain白く見える所が塩。

 アンカラ

午後アンカラ市内観光。

f:id:YOSHI88:20200722161248j:plainアタチュルク廟。トルコ建国の父ムスタファ・ケマル・アタチュルクが眠る霊廟。

f:id:YOSHI88:20200722163610j:plain建物を取り囲むようにある回廊は博物館になっている。

f:id:YOSHI88:20200722164119j:plainここは、アンカラ市街全体を見渡せる、アンカラ屈指の眺望スポット。

f:id:YOSHI88:20200722164231j:plainアナトリア文明博物館。人類史上最初に鉄製の武器を使用したヒッタイト王国の展示品等がある。

f:id:YOSHI88:20200722165801j:plain近代的なアンカラ市内。

夜、空路イスタンブールへ。

[8日目]

イスタンブール

午前、イスタンブール市内観光。

f:id:YOSHI88:20200722171908j:plainイスタンブール新市街。ヨーロッパ風の街並みが広がっている。

f:id:YOSHI88:20200722172004j:plainタキシム広場。新市街の交通の中心。
f:id:YOSHI88:20200723172319j:plain旧市街と新市街とを隔てる金角湾。対岸に見えるのが、旧市街のイスラム教モスク。

f:id:YOSHI88:20200724170021j:plain新市街側から旧市街側へ。ガラタ橋近く。

f:id:YOSHI88:20200723172035j:plain旧市街側の主要駅のシルケジ駅。

ヒッポドローム

イスタンブールの観光の中心地スルタンアフメット地区(旧市街)にある、ローマの大競技場跡の広場。2本のオベリスクが残っている。

f:id:YOSHI88:20200724181256j:plainテオドシウス1世のオベリスク。エジプトのカルナック神殿から運ばれた。柱には、ヒエログリフが刻まれている。

f:id:YOSHI88:20200724181315j:plain台座には、このオベリスクがどのように建てられたかが描かれている。

f:id:YOSHI88:20200724181337j:plainコンスタンティヌス7世のオベリスク。元々は金メッキされた青銅製の板で覆われていたが、現在は石積みの中核部分が現存している。

ブルーモスク(スルタンアフメット・ジャーミィ)

f:id:YOSHI88:20200723160616j:plainアフメット1世の命により1616年に完成。トルコを代表するイスラム寺院で、旧市街の観光の中心。

f:id:YOSHI88:20200723160645j:plain頭上を飾るドームの美しいモザイクタイル。

f:id:YOSHI88:20200723160708j:plainステンドグラスも華やか。

アヤソフィア

f:id:YOSHI88:20200723163047j:plain西暦330年にローマ帝国コンスタンティヌス1世により建設され、15世紀までギリシア正教大本山として君臨。1453年にコンスタンティノープル陥落後は、イスラム教のモスクに改修。1934年以降は、無宗教の博物館として一般公開されている。

f:id:YOSHI88:20200723163117j:plain入口入ってすぐの内拝廊にある「皇帝の門」のモザイク画。

f:id:YOSHI88:20200723163301j:plain幼いキリストを抱いた聖母マリアに献上するユスティニアヌス1世(左)とコンスタンティヌス1世

f:id:YOSHI88:20200723163322j:plainベルガマの大理石で作られた大きな壺。

f:id:YOSHI88:20200723163352j:plain円形ドームに覆われた広大な内部空間。

f:id:YOSHI88:20200723163519j:plainイスラム教時代に設置された直径7.5mの円盤。全部で8種類ある。

f:id:YOSHI88:20200723163804j:plain聖母マリアの手形。窪みに親指を入れて、あとの4本指の指先で柱から離すことなくぐるりと円を描けたら、願いが叶うと言われている。

トプカプ宮殿

f:id:YOSHI88:20200724213252j:plainボスフォラス海峡と金角湾、イスタンブールの街全体を見渡すことができる小高い丘の上にあり、コンスタンティノープルを制圧したメフメット2世によって建てられた。

f:id:YOSHI88:20200724213409j:plainf:id:YOSHI88:20200724213453j:plain東洋陶磁展示館にある陶磁器。

f:id:YOSHI88:20200724215238j:plainf:id:YOSHI88:20200724213650j:plain宝物館にある展示物。

ナイトクラブ

f:id:YOSHI88:20200725014937j:plain最後の晩餐は、イスタンブールのナイトクラブ。

f:id:YOSHI88:20200725015258j:plain迫力満点の本場ベリーダンス

f:id:YOSHI88:20200725015335j:plainフォークダンス

f:id:YOSHI88:20200725015359j:plain歌手による生演奏。

f:id:YOSHI88:20200725020340j:plain宿泊先のエタップ・マルマラ・ホテルに戻ってきたのは深夜。

[9日目]

朝食後、出発までフリータイム。

友人と市内観光に出掛ける。

f:id:YOSHI88:20200725020927j:plainイスティクラル通り。新市街の高台にあるタクシム広場から延びるイスタンブールの目抜き通り。

f:id:YOSHI88:20200725021024j:plainガラタ塔。トンガリ帽が一際目立つ、イスタンブールランドマークタワー

f:id:YOSHI88:20200725102640j:plainガラタ塔の展望台からの眺望。金角湾で隔てられた新市街と旧市街とを結ぶガラタ橋。

f:id:YOSHI88:20200725102733j:plain金角湾の左側には、ボスフォラス海峡が広がっている。

f:id:YOSHI88:20200725102710j:plainガラタ橋の右側には、新市街と旧市街とを結ぶもう一つの橋のアタチュルク橋。

f:id:YOSHI88:20200725102759j:plain実際に、ガラタ橋に行ってみる。

f:id:YOSHI88:20200725102903j:plainゆっくりと景色を眺めている人、釣りをしている年配の人、近場で取れた魚を挟んだサンドイッチを食べる若者等、色んな人がそれぞれ楽しんでおり、生活感と活気に溢れている。

f:id:YOSHI88:20200725102939j:plainイスタンブールで連泊したホテル・エタップ・マルマラを後にし、イスタンブール18:00発東ドイツ航空IF9387便にて東ベルリン経由、帰路につく。

(終わりに)

今回、約30年前の旅行中に撮影した写真、当時のガイドブックを参考にしてトルコ旅行を振り返ってみました。

撮った写真が何だったか分からないものも結構あって、ガイドブックの写真と照合したり、ネットで調べたりしていると、当時の記憶が昨日の事のように思い出されたり、新たな発見が有ったりと、正に青春時代の宝物を再発見するようなワクワクした体験を味わうことができました。

ただ、遺跡の写真ばかりで、トルコ料理や食事の写真、土産物の写真が一枚も無い(笑)。

旅行前は、トルコについての予備知識は全くなく(カッパドキアも知らなかった)、旅行会社の人から勧められなければ、一生トルコへは行く機会が無かったかもしれません。正直言ってそれ程期待していなかった初の海外旅行が遥かに想像を超えた体験だったことから、これがトリガーとなって、その後、ペルー(インカ帝国マチュピチュ)、パキスタン(インダス文明モヘンジョダロ)、ギリシア(パルテノン神殿エーゲ海クルーズ)、スペイン(アルハンブラ宮殿)、メキシコ(マヤ遺跡)、カンボジア(アンコールワット)、エジプト(クフ王のピラミッド、スフィンクス)等を旅することに…

また、改めてこれらの旅行の回想録をアップしたいと思っています。                                    以上。

コメント

  1. tpmedia より:

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