今年の初夏、緊急事態宣言が暫く解除された隙を狙って、天橋立のある「海の京都」と呼ばれる丹後半島を周遊する旅を満喫してきました。
①「天橋立」では観光船から眺望するとともに、ケーブルカーで山の中腹まで登って一望&「股覗き」し、さらに懐かしい舟屋が並ぶ②「伊根の舟屋」、高さが20mもある巨大な一枚岩③「立岩」、鳴砂の浜として有名な④「琴引浜」の順に周遊し、開湯1300年の⑤「城崎温泉」に宿泊。翌日は、兵庫県豊岡市にある、柱状節理が美しい国の天然記念物⑥「玄武洞」、但馬の小京都⑦「出石」を見学してきました。初日は、京都丹後鉄道宮舞線に乗車して天橋立へと向かいます。
[1日目]
東京駅7:57発の新大阪行き新幹線こだま号に乗車し、米原駅11:10着。米原駅は、新幹線の駅とは思えないほど閑散としている(笑)。
ここからバスに搭乗。ちなみに今回参加するのは総勢30人弱のツアーで、年配の人が多い。
約30分程で北陸自動車道賤ヶ岳(しずがたけ)サービスエリアに到着。ここで各自昼食。
サービスエリア周辺の風景。不思議と心が和む。
昼食後バスで90分程移動し、京都丹後鉄道四所(ししょ)駅に到着。この駅は無人駅だが、意外と立派な駅舎。かつてこの付近にあった関所をイメージしたデザインらしい。駅構内に入ると、複線にはなっているものの、秘境の駅の雰囲気が漂っている。
1日の平均乗車人数は10人ちょっとのようだが、立派な待合所も設置されている。近くには、何やら怪しげな洞穴もある。
暫く待っていると、反対ホームに一両編成のノスタルジックで洒落た感じの電車がゆっくりと入ってきた。続いて、乗車する電車が勢い良く入線してきた。こちらの電車は至って普通(笑)。
勢い余って?予想していた停車位置を通過し遥か前方に停車(汗)。
この「四所駅」から、舞鶴市と宮津市を結ぶ「京都丹後鉄道宮舞線」で4駅先の「栗田(くんだ)駅」へと向かう。
丹後神崎駅と丹後由良駅の間、「由良川」を横断。高さ3mの橋梁を通過する電車の車窓の両側には、海(若狭湾)と由良川が繋がって一体となった絶景が広がる。「丹後由良駅」に到着。ヨットの帆をイメージした急斜面の屋根の駅舎が特徴的。
さらに、右手に栗田湾を眺めながら、栗田駅へと向かう。
こちらの駅は、栗田湾を優雅に飛び交うカモメをイメージした和風調の駅舎。
観光バスに乗り換え、左手に広がる宮津湾を眺めながら本日の宿泊先のホテルへと向かう。
栗田駅からバスで15分程で、天橋立を一望できるリゾートホテル「ホテル&リゾーツ京都宮津」に到着。
ホテル内の洒落たバーラウンジで休憩。
夕食は、50種類程の料理から選べる、地元の食材を中心としたバイキング形式。左手手前は、丹後名物「丹後ばら寿司」。上に魚の醬油味のそぼろが乗っている。
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