海の京都・丹後半島周遊の旅(天橋立・籠神社・伊根の舟屋・立岩・城崎温泉)〜(4)

クラブツーリズム

今年の初夏、緊急事態宣言が暫く解除された隙を狙って、天橋立のある「海の京都」と呼ばれる丹後半島を周遊する旅を満喫してきました。

f:id:YOSHI88:20211004131436j:plain①「天橋立」では観光船から眺望するとともに、ケーブルカーで山の中腹まで登って一望&「股覗き」し、さらに懐かしい舟屋が並ぶ②「伊根の舟屋」、高さが20mもある巨大な一枚岩③「立岩」、鳴砂の浜として有名な④「琴引浜」の順に周遊し、開湯1300年の⑤「城崎温泉」に宿泊。翌日は、兵庫県豊岡市にある、柱状節理が美しい国の天然記念物⑥「玄武洞」、但馬の小京都⑦「出石」を見学してきました。

f:id:YOSHI88:20211031151205j:plain今回は、天橋立観光船で通過した廻旋橋のある「文殊地区」の観光と昼食です。

廻旋橋

f:id:YOSHI88:20211019110115j:plain籠神社からバスで「廻旋橋」のあった文殊地区に戻る。

f:id:YOSHI88:20211019110208j:plain「廻旋橋」に行くと、ちょうど観光船が近づいて来た。

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f:id:YOSHI88:20211019110329j:plain90度旋回した橋の横を観光船が通過。

f:id:YOSHI88:20211019110355j:plain観光船が通過した後は、橋が自動で旋回し、

f:id:YOSHI88:20211019110444j:plain元の橋に戻る。

f:id:YOSHI88:20211019110512j:plain橋のつなぎ目。隙間が全く無い。

f:id:YOSHI88:20211019110534j:plain橋の全景。右側の「天橋立」と左側の「文殊地区」とを繋いでいる。

智恩寺

智恩寺(ちおんじ)は、日本三文殊のひとつで、通称「切戸」(又は九世戸)の文殊堂として知られている。智恩寺文殊信仰は、伝説『九世戸縁起』に由来する。

日本の国土創生の時、この地で暴れていた悪龍を鎮めるため中国から智恵第一の仏様で、龍神の導師である「文殊菩薩」が招請された。その後、神々は文殊菩薩の持たれる如意に乗って海へ降りられ、その如意が浮かんだものを天の浮橋(うきはし)といい、ここに龍神が一夜にして土を置き「天橋立」となった。こうして天神七代、地神二代のあわせて九代によりできたこの地を「九世戸(くぜと)」と名付けた。

山門

f:id:YOSHI88:20211019133012j:plain廻旋橋を渡る手前、沢山のお土産物屋が並ぶ「茶屋通り」に面する「山門」。黄金閣とも呼ばれる市の指定文化財で、楼上に釈迦如来、中央に両脇士・十六羅漢を安置する。禅宗様式・三間三戸二重門の丹後地方最大の山門。

多宝塔(重要文化財)

f:id:YOSHI88:20211019110641j:plain室町時代建立の多宝塔としては丹後地方唯一のもので、中央には大日如来が安置されている。国の重要文化財に指定。雪舟筆『天橋立図』にもその姿を伝えている。

妙音殿

f:id:YOSHI88:20211019110734j:plain池の中に建てられており、吉祥弁才天(きっしようべんざいてん)が祀られている。弁才天は、水辺に祀られることの多い。

文殊

f:id:YOSHI88:20211019110758j:plainご本尊の「文殊菩薩」がお祀りされる智恩寺の中心的な建物。「三人寄れば文殊の智恵」で知られる文殊菩薩は、智恵と慈悲の両方を合わせもって今も私たちを導こうと願われている。

智恵の輪灯籠

f:id:YOSHI88:20211019110842j:plain智恩寺の横に立てられた灯籠で、江戸時代には輪の中に明かりがともされ、やみを照らし文珠水道(天橋立水路)を行き来する船の標になっていたらしい。また、天橋立の伝説に出てくる龍神を呼び寄せるため、明かりを灯していたとも言われている。

f:id:YOSHI88:20211031163345j:plain「山門」に面した「茶屋通り」には名物「智恵の餅」を売る四軒の茶屋が並んでいる。茶屋のお餅を食べると「文殊の知恵」を授かれるらしい。

f:id:YOSHI88:20211019111032j:plain茶屋近くの「橋立大丸」本店で昼食。

f:id:YOSHI88:20211019111111j:plain一階は売店、お土産コーナーで、二階が食事会場。

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昼食は、地元で取れた海鮮づくしの「海鮮定食」。のどぐろの陶板焼き、甘エビ、焼きアワビ、サザエ、混ぜご飯、橋立蕎麦、澄まし汁等々。

午後は、丹後半島を周遊し、途中、「伊根の舟屋」、「立岩」、「琴引浜」の順に立ち寄ります(続く)。

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