昨年の10月末に、人気観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」と「しまかぜ」に乗車し、アインシュタイン博士も宿泊したノスタルジックで格式高い奈良ホテルと、G7伊勢志摩サミットの開催地にもなった志摩観光ホテル ザ クラシックに宿泊しました。これからしばらくは過去の回想録です。
東京駅8時20分発の新幹線のぞみ209号で、10時50分に新大阪駅到着。
奈良観光バス乗車約20分で天王寺公園付近まで行き、ここから徒歩約10分で、「あべのハルカス」へ。
地上300mと日本一の高層ビル「あべのハルカス」の19階にある大阪マリオット都ホテルのレストランでランチバイキングの昼食。
58-60階の展望台「ハルカス300」からは、大阪の街が一望できる。
昼食後は、「あべのハルカス」2階にある近鉄 大阪阿部野橋駅へ。
阿部野橋駅から超人気の観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」に乗車。
「青の交響曲(シンフォニー)」は、「上質な大人旅」をコンセプトに2016年に運行開始。阿部野橋駅と吉野駅の間を1日2往復している。全3両編成で、落ち着いた濃紺色にゴールドのラインが、クラシカルで大人の雰囲気。
高級ホテルのラウンジのような客室には、①ツイン席(テーブル付き)、②横並びの二人席(テーブル無し)、③サロン席(テーブル付き3〜4人用)、④一人席(テーブル付き)、⑤一人席(テーブル無し)、の5種類の座席が有る。
今回のツアーでは、3号車の一両をまるごと貸し切り。ツアー客全員が二人組での参加のため、座席はクジ引きとなったが、何と、一両に3つしかないテーブル付きサロン席に当選!!
緑と茶を基調としたエレガントな客室内に、ゆったりと、身体を包み込むような、優雅な座り心地の幅広シート。ライティングも目に優しい。手すりや肘掛け、背面テーブルなどには奈良県産の竹材が使用されているらしい。落ち着いた木目の壁や厚みのあるカーテン、何気ない内装一つひとつにもこだわりがある。電車とは思えないゴージャスな空間に、大人でも、ときめき感が高まる。
隣の2号車は、隠れ家的なバーカウンターとラウンジ。
ここでは、独自にセレクトされた奈良の人気店のスイーツや地酒などが販売されている。
せっかく特等席をゲットしたので、有名ホテルのペストリー料理長が手掛ける「季節のオリジナルケーキセット」と河内醸造ワイン(赤)、葛城高原のモッツァレラチーズを買い込んで、サロン席で寛ぎながら、ゆっくり賞味。
ついでに、車内限定グッズのタオルハンカチも購入♪
ラウンジ車両で配布される記念乗車証。人気車両ならではの、うれしいサービス。大人旅を盛り上げる粋な演出!
終点の吉野駅まで、あっという間の1時間15分。
吉野駅から、バスで奈良屈指の名宿「奈良ホテル」へと向かう(続く)。
コメント