昨年の10月末に、人気観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」と「しまかぜ」に乗車し、アインシュタイン博士も宿泊したノスタルジックで格式高い奈良ホテルと、G7伊勢志摩サミットの開催地にもなった志摩観光ホテル ザ クラシックに宿泊しました。第3回目は、東大寺と観光特急「しまかぜ」です。
左手には、池(荒池)越しに興福寺の五重塔を臨む、なかなか趣きある風景。
東大寺は、中学校の修学旅行以来。国宝となっている南大門に行くと、既に中学生らしき団体が見学に来ており、妙に懐かしい気分になる。
南大門を入って参道を進むと、正面に重要文化財の中門(南中門)、その先に大仏殿(正式には「金堂」)がある。
国宝の金堂(大仏殿)。大仏殿前には東大寺創建当時に建立された八角灯篭がある。未だ参拝時間前のため大仏殿内には入れず、近くの春日大社に立ち寄る。
春日大社では、人懐っこい鹿がカメラを向けるとポーズを取る(笑)。
ホテルに戻り、観光特急「しまかぜ」に乗るため、タクシーに分乗して近鉄大和八木駅へと向かう。約40分程、他の2人組と一緒だったが、昨日の「青のシンフォニー」の座席が不満だったらしく、クジ運が無いとずっと嘆いていたので、自分達がサロン席だったことを最後まで言えなかった。
近鉄大和八木駅で、「しまかぜ」に乗車。車両の先頭部分は、複数のガラスを組み合わせた多角形の印象的なデザイン。
車内は、二人席と一人席があり、共にプレミアムシートが標準装備されている。また、荷物棚が薄くコンパクトで、窓が天井に向かって大きく広がっている。座席の手すりの近くまで窓があり、開放感十分。
プレミアムシートは本革仕様。シート前後の間隔が1m25cmと、新幹線のグリーン車よりも広く確保され、シートを倒してもまだ前後のスペースに十分余裕がある。
電動のリクライニング機能だけでなく、マッサージ機能まで付いており、座席に付いているこのボタンにより調整できる。座席の回転も押しボタン式。ペダル式に慣れていたため、操作にかえって手間取ってしまった(汗)。なお、座席を向かい合わせたときは、ふくらはぎを支える電動レッグレストの使用は出来なくなった。座席の準備が出来た所で、しまかぜ弁当(特製幕の内)を賞味。
弁当は12マスに区切られ、焼き鮭や鶏肉のつくね、玉子焼き、里芋やかぼちゃ、たこの煮物、たけのこ等おかずの種類も豊富。ご飯も、ちりめん山椒を乗せた白米、赤飯、醤油飯、赤しそふりかけご飯と、色々な味が楽しめる。
車両の最前列・最後列は展望指定席となっている。全面ガラス張りの窓からの眺望も抜群で、他の車両からも多数、写真撮影に訪れている。
また、しまかぜでも、記念乗車証をゲット。後から気が付いたのだが、記念スタンプの日付が1111で、ゾロ目のエンジェルナンバー!
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