昨秋、日本南端の島々、沖縄・八重山諸島を旅しました。島巡りのターミナルとなる石垣島から、西表島、由布島、竹富島の順に巡り、最後に有人島として日本最南端に位置する波照間島へ。
ツアー4日目の最終日は、石垣島で一番の人気スポット川平湾の観光です。
[4日目]
朝食後、3連泊した石垣島のアートホテルを後にし、バスで石垣島北西部にある名勝地川平湾へと向かう。
石垣島の観光は、なんと最終日になって初めて。バスガイドが石垣島の方言などを説明してくれるが、出来れば初日に聞きたかった(笑)。
名蔵湾
途中、南西部に位置する島最大の湾「名蔵湾」を通過。干潟が広く、湾周辺には随所にマングローブなどが自生している。
眼前に広がる海の先には、西表島が見える。
およそ30分程で、川平湾近くの「海の駅KABIR」に到着。
川平公園
先ずは、川平湾を望む高台の展望台を目指し、「川平公園」と書かれた石碑の右側の通路を進んでいく。なお、2つの灯篭の間にある階段を上っていくと17世紀に建立された「川平観音堂」につながっている。
川平公園内では、種々の木々も存在感を放っている。
樹木の間の居心地の良い空間を通って展望台へと向かう。
川平湾は日本百景の一つに選ばれており、展望台から、石垣島で最も美しいと言われる入り江を一望できる。
川平湾は、また、 『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』の三つ星を獲得するほどの景勝地。「エメラルドグリーン」に輝くとも言われる海の色は、この時間帯ではむしろ「ライトスカイブルー」か?
展望台から浜へと続く遊歩道には、至るところにハイビスカスが植えられている。
木々の間を降りて行き、
サラサラとしたパウダーサンドの浜を歩いて、
グラスボートの乗り場へと向かう。
グラスボートの中に入ると、真ん中の船底がガラス張りで、そこから間近に海中のサンゴ礁を観察できるようになっている。
石垣島には、ハマサンゴ、アオサンゴ、ハナガササンゴ、ミドリイシ、キクメイシ、アザミサンゴなど、数百種類といわれる豊富なサンゴ礁が見られる。グラスボートで川平湾を30分ほど遊覧し、海中の神秘的な世界を堪能する。
川平湾を後にし、40分程で石垣空港へ。
新石垣空港
新石垣空港は、2006年10月に着工し、2013年3月に開港。
愛称は「南ぬ島(ぱいぬしま)石垣空港」。
ラウンジもない小さな空港だが、綺麗で清潔感があり、お土産の店は充実している。
石垣空港10時50分発の日本トランスオーシャン航空70便に搭乗。
天気も良く、上空からの眺望も素晴らしい。
伊良部島。左手に、空港の滑走路が見える。
慶良間列島の座間味島(中央)、安室島(その下)、阿嘉島(左中央)、慶留間島(その下)。
羽田空港に13時30分無事到着。
(終わりに)
初めての沖縄は、本島を通り越して八重山諸島からだったが、巡った5つの島は、それぞれに特徴があって魅力的だった。
広大なマングローブ林に圧倒された西表島、外国の南の島に迷い込んだような由布島、サンゴの石垣に咲くブーゲンビレアの集落が絵になる竹富島、高台の展望台から眺める川平湾の絶景が印象的な石垣島、ハテルマブルーの穏やかで美しい海に感動した波照間島、どれもがここでしか味わえない貴重な体験でした。
特に、波照間島はオプショナルツアーだったが、南の最果ての地を比較的自由に観光でき、とても満足。今度は、西の最果ての島、与那国島へもチャレンジしてみたい。
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