昨秋、日本南端の島々、沖縄・八重山諸島を旅しました。島巡りのターミナルとなる石垣島から、西表島、由布島、竹富島の順に巡り、最後に有人島として日本最南端に位置する波照間島へ。
今回紹介するのは、サンゴの石垣に咲くブーゲンビリア等の花々が美しい④竹富島です。
竹富島
およそ40分程で竹富港に到着。竹富島は、サンゴ礁の隆起によって生じた琉球石灰岩からなる平坦な島。赤瓦屋根の家々、サンゴの石垣、白砂の道、屋根の上のシーサー、原色の花々が咲き、美しい沖縄の風景に触れることができる。
竹富島名物の水牛車で島散策へ。竹富島を熟知したガイドが水牛車に一緒に乗り、集落をのんびり案内してくれる。なお、水牛には、それぞれ名前が付いている。ちなみに、この水牛の名はTOMI。水牛車の横に「富」と書いてある。
水牛はマイペースで歩く。さっさと歩く水牛もいれば、やる気の無い水牛もいたりする。立ち止まって、おしっこタイムやうんちタイムもある。
オレンジの屋根瓦、紫色のブーゲンビレア、青々とした木々。南国の景色の中をゆっくり進む水牛車。どこを切り取っても絵になる町並み。
黄色のアラマンダや
赤色のブーゲンビレアなど、普段見かけることのない色とりどりの花々も咲き乱れている。
たきどぅん(売店)
小さな売店たきどぅん。「たきどぅん」とは、竹富島のこと。昭和時代にタイムスリップしたような店では、マンゴー味など幾つかの味があるアイスキャンデーが名物。
ガイドは、竹富島の伝統、歴史を話したり、三味線の生演奏に乗せて古くから伝わる民謡を聞かせてくれ、非日常的でユニークな時間を満喫できる。一方で、水牛は、徒歩よりもゆっくりしたペースで歩く上に、気まぐれな性格なのか、直ぐに立ち往生。振り返ると、かなりの渋滞が発生している(笑)。
沖縄の守り神として民家の屋根にたたずむシーサー。一軒一軒それぞれの表情が違い個性的。
舗装されていないサンゴのかけらが敷き詰められた道。サンゴの砂は塩分を含んでいるので、雑草はあまり生えないそう。
家の塀になっている石積みの壁もサンゴ。サンゴ同士を純粋に積み上げているだけで、特に接着剤とかは使っていないようだ。
水牛車乗り場
およそ30分程で「水牛車乗り場」に戻ってくる。
サービスで水牛・ガイドと共に写真を撮ってもらい、この写真の入った「水牛車乗車記念証」をゲット。
保育所
今度は、徒歩で集落を散策。
色とりどりに咲き乱れる花々に思わず足が止まり、見入ってしまう。
なごみの塔
高さ6mの丘に、4.5mの「なごみの塔」。10mくらいの高さになるが、地形が平坦な竹富島では、それでも十分に高く、集落を見渡すことができる。
塔からの眺望。赤瓦屋根が連なった竹富島独特の壮観な風景。
あかやま展望台
「なごみの塔 」の隣にある展望台。こちらは有料。
竹富港16:00発の「スーパードリーム号」で石垣島へ戻る。
スーパードリーム号の船内。
石垣島
石垣島の中心部730交差点にある「730記念碑」。
居酒屋
今日の夕食は、730交差点近くの居酒屋。
あっさり目の「ゴーヤシャキシャキ」。
西表島産「イノシシのチャンプル」。肉が意外と柔らかい。
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