日本本土最北端の旅〜紋別、クッチャロ湖、猿払、宗谷岬、稚内、ノシャップ岬〜(4)

クラブツーリズム

約1年振りの北海道、紋別からオホーツク海沿岸を北上して、白鳥を鑑賞できるクッチャロ湖や、ホタテで有名な猿払村、北のさいはて稚内宗谷岬、ノシャップ岬等を観光してきました。

また、美食の宝庫・北海道で三大ガニ(タラバ・ズワイ・毛ガニ)を食べ比べ、天然ホタテやたこしゃぶ、イクラ等の北海道の海の幸を存分に堪能し、グルメ旅を満喫してきました!

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第4回目は、 猿払村〜宗谷岬稚内です。

猿払村

f:id:YOSHI88:20210202102646j:plainオホーツク海に面する日本最北端の村、猿払(さるふつ)村に到着。ここはホタテの水揚げ量が全国一。このホタテ漁のおかげで、猿払村の住民平均所得は全国自治体中4位(2016年)で東京都港区並み!周辺には”ホタテ御殿”が立ち並ぶ。

ホテルさるふつ

f:id:YOSHI88:20210202102300j:plain「ホテルさるふつ」の一施設のレストランにて昼食。施設は、いたって普通(笑)

f:id:YOSHI88:20210202102351j:plain「レストラン風雪」に入ると、

f:id:YOSHI88:20210202102417j:plain殺風景で地味な室内に、社員食堂のようにテーブルが並んでいる。

f:id:YOSHI88:20210202102459j:plainだが、名物のさるふつ定食(天然ホタテ御膳)はなかなかのもの。猿払産ホタテは5年間オホーツク海で育てられているため、非常に大きく肉厚で甘味も強い。この肉厚ホタテを、刺身、焼き、フライ、鍋、姿煮、佃煮と色々な形で楽しめる。さらに、イクラの小鉢まで付いてくる。特に、鍋は、北海道の牛乳を使ったクリームソースで煮込んだホタテのクリーム煮で、ホタテと牛乳の相性が抜群に良い。

f:id:YOSHI88:20210202121415j:plain食事に出てきた「帆立のり」を売店で購入。

風雪の塔

f:id:YOSHI88:20210202102712j:plainホテル近くの「さるふつ公園」には、異国を思わせるような大きな風車が。

f:id:YOSHI88:20210202102906j:plain続いて、北のさいはて宗谷岬へと向かう。途中に、ほたての加工場も見える。

オホーツクの海2

f:id:YOSHI88:20210202102848j:plain北に向かって進むにつれ、オホーツクの海も先程とは心なしか違った表情に…

f:id:YOSHI88:20210202102924j:plain🎵アー これが オホーツク   北のさいはて 青い海
波も冷たく 心ふるえて(松山千春作詞作曲「オホーツク」より)

宗谷岬

宗谷岬に到着。とにかく風が強くて肌寒い…北海道稚内にある宗谷岬は日本最北端の岬で、突端には日本最北端の地の碑が立っている。晴れた日には、宗谷海峡を挟んで約43km離れている樺太(サハリン)南端のクリリオン岬もはっきりと視認できるらしい。

間宮林蔵の立像

f:id:YOSHI88:20210202135027j:plain「日本最北端の地の碑」に向かう手前に、「間宮林蔵の立像」がある。間宮林蔵は、ユーラシア大陸樺太(サハリン)との間にある海峡(間宮海峡)を発見し、樺太ユーラシア大陸の半島ではなく、「島」であることを確証した人物。この立像も自分が発見した間宮海峡の方を眺めているのだろう。

日本最北端の地の碑

f:id:YOSHI88:20210202135114j:plain宗谷岬の先端、北緯45度31分22秒の“日本最北端の地”を標すモニュメント。北極星の一稜をモチーフとし、北を示す「N」と、平和と協調を表す円形の台座を組み合わせたデザインとなっている。なお、石碑の高さは緯度(北緯45度31分22秒)にちなみ4.53 メートル。

柏屋

f:id:YOSHI88:20210202135434j:plain近くにある目立つ建物は、日本最北端の土産店、「柏屋」。建物の右端には、日本最北端の郵便ポストもある。

f:id:YOSHI88:20210202135342j:plain 店の外観は、まさにモニュメントと同じ!なお、この店は、店舗兼住宅となっていて、経営者が実際に住んでいるらしい。店内は意外と広く、木彫りやキーホルダー、菓子、酒類、Tシャツ等、品揃えも豊富。中でも一番人気の商品は「日本最北端到着証明書」。

日本最北端到着証明書

f:id:YOSHI88:20210202141735j:plain100円で「日本最北端到着証明書」をゲット!これで本ツアーの目的達成!(笑)

ちなみに、一年前に手に入れた「最東端」の到達証明書はこんな感じ↓f:id:YOSHI88:20200224013730j:plain

流水館

f:id:YOSHI88:20210202135451j:plain店舗に隣接している「流氷館」。

f:id:YOSHI88:20210202135626j:plain冷蔵庫の中のような室内には、本物の流氷がゴロゴロと転がっている。今度は実際に流氷がやって来る時期に来て、正面のような景色を是非とも味わってみたいものだ。

宗谷岬灯台

f:id:YOSHI88:20210202135818j:plain南側の高台には、紅白のツートンカラーが鮮やかな「宗谷岬灯台」がある。灯台の歴史は古く、道内では納沙布岬根室)、日和山(小樽)に次いで、3番目に建てられ、明治18年(1885)9月25日に初めて点灯された。

f:id:YOSHI88:20210202135305j:plainまた、「日本最北端の地の碑」から道路を渡った駐車場の近くには、「宗谷岬神社」(常駐人無し)があり、比較的新しく小じんまりとした神殿と鳥居が見える。

f:id:YOSHI88:20210202135914j:plain宗谷岬を後にして、宿泊先のホテルへと向かう。曇り空だが、宗谷海峡に沈みゆく夕陽が見える。

 稚内港北防波堤ドーム

f:id:YOSHI88:20210204125926j:plain稚内港北防波堤ドームは、稚内ならではの強風、高波対策の為に造られ、総延長距離427メートルで、世界でも珍しい半アーチ型防波堤。

f:id:YOSHI88:20210204125946j:plain古代ローマ建築を思わせる重厚で美しいデザイン。

サフィールホテル稚内

f:id:YOSHI88:20210204125856j:plain宿泊先のホテルは、稚内港北防波堤ドームの直ぐ側。

f:id:YOSHI88:20210204130554j:plain最北端のシティリゾートホテル。

f:id:YOSHI88:20210204130115j:plain5階の部屋からは防波堤ドームが良く見える。

f:id:YOSHI88:20210204130316j:plain夕食は、ホテル内の「四季彩ダイニングan-non」

f:id:YOSHI88:20210204134147j:plain宗谷会席料理で、北海道産毛蟹と稚内名物たこしゃぶ等を賞味。

f:id:YOSHI88:20210204130420j:plain 北海道産毛蟹一杯、宗谷産水蛸のしゃぶしゃぶ、サーモンとホタテの刺身。

f:id:YOSHI88:20210204130454j:plainしゃぶしゃぶ用鍋。

f:id:YOSHI88:20210204134332j:plain海老と三種の野菜天ぷら、いくら鉢。

f:id:YOSHI88:20210204134433j:plain デザートのキャラメルプリン。

昨日の紋別プリンスホテルの夕食と比べると、上品でやや物足りない感じ。

翌日(最終日)は、ノシャップ岬、登録有形文化財「旧瀬戸邸」、稚内駅を廻ります(続く)。

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