『北の最果ての二つの島、自然が創り出す絶景の利尻島・礼文島』(3)

利尻島・礼文島

[2日目](礼文島)

澄海岬(すかいみさき)

島の西海岸に連なる海食崖を展望し、済んだ海と美しい入江を眼下に見ることのできる絶景の岬です。

展望台からは、のびやかな弧を描く海岸線と断崖絶壁の風景を目の当たりにできます。

海の底が透けて見えるほど透明度の高い海は太陽の光で微妙に色が変わり、夏には「レブンブルー」と呼ばれる翡翠色の海を見ることができます。

透明度の高い美しい海となだらかな弧を描く入り江を見下ろす先端の岬は、礼文島で最も人気の観光スポットです。

江戸屋山道(えどやさんどう)

江戸屋山道は、礼文島最北端のスコトン岬とゴロタ岬との間にある舗装道路です。

途中にあるトド島展望台からは、島に広がる大自然やトド島など点在するスポットを見渡せます(左上にある島がトド島)。

海岸線が続く船泊湾の先端は、先程立ち寄った「金田ノ岬」です。「スコトン岬」と平行に北に向けてせり出しています。

晴れた日には北東方向に、100kmほど離れたサハリンの島影を望むことができます。

南方には、利尻富士も眺める事が出来ます。

トド展望台からスコトン岬まで、山道(鋪道)を下って行きます。

周辺は季節を問わずいろいろな花が咲いています。

鋪道の終点がスコトン岬です。

スコトン岬

スコトン岬は、礼文島の一番北にある日本最北限の岬。スコトンとは、アイヌ語で、シコトン(大きな谷)・トマリ(入江)=「大きな谷にある入江」という意味。

展望台まで、階段を降りて行きます。

展望台には「最北限の地スコトン岬」の標記があります。その右側には無人のトド島が浮かび、晴れた日には遠くサハリンを望むことができます。

スコトン岬の北約1km先に浮かぶ周囲約4kmのトド島は、ゴマフアザラシとオオセグロカモメなどの海獣と海鳥が生息する無人島です。11月から4月にかけての冬季間、トドが数十頭の群れで越冬に集まってきます。

かつては一般人が立ち入りできる日本の最北端とされていましたが、稚内市の宗谷岬の方がわずかに北にあることが分かり、現在は最北限を名乗っています。

ここでは最北限を名乗っているものが多く、「最北限のトイレ」「最北限の売店」「最北限のバス停」などがあります。

この後、沓形港からフェリーに乗船し、約45分で利尻島の鴛泊港 (おしどまりこう)へ。

[2日目](利尻島)

鴛泊港でフェリーから下船後、本日の宿泊先のアイランドインリシリへと向かいます。

途中、車窓から眺める夕陽が幻想的で圧巻です。

アイランドインリシリ

夕食

夕食は生ウニ・海鮮陶板焼きなどオードブル盛り合わせとウニや利尻昆布など島ならではの食材を使った創作ビュッフェ。

夕食後は、各自で満天(?)の星空鑑賞。

ホテル周辺

翌日の早朝、ホテルの周囲を散歩。

朝食

ホテル屋上からの風景

約12km離れた礼文島もよく見えます。この後、利尻島の本格的な観光です(続く)。

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